南米スキー&クスコ、マチュピチュの旅

雨を凌げないので遺跡には入らず、屋根のあるカフェテラスでコーヒーを飲みながら、のちには晴れて大きな虹がマチュピチュに掛かる神秘的な光景を期待しながら、約1時間30分のスタンバイ。結局、雨は止まずこれ以上の時間的にもクスコ戻る日なので断念。
昨日天気に恵まれたので、欲張って全て散策したので、皆さん遺跡散策での心残りはいっさいないようでした。

 

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8月19日(金) 大雨、気温9度〜11度
今日はマチュピチュ最終日です。ワイナピチュではなくマチュピチュ山( 3100m)に登るぞ!
と気合いを入れて、早朝4時30分から大雨に打たれながらバス待ちをして7時40分、マチュピチュ遺跡のゲートに到着しましたが。。。雨は一向に止む気配はありません。ワイナピチュやトウプクシ山が霧の中から時より姿を表したり、真っ白でまったく見えなくなったりモチベーションが上がってきません。

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ホテルで冷えた身体を熱いシャワーで温め、気を取り直してマチュピチュ村役場訪問、グスタボ安村氏が出迎えてくれ、歴代マチュピチュ村長を写真で紹介してくれたり、マチュピチュ博物館に足を運びました。ハイレムビンガムが発見した当時と復興後のマチュピチュとの違いや
遺跡発掘から出土した調度品、祭具、インカ文明を紐解く品々がしっかりと保存さっれています。是非マチュピチュを訪れた際には立ち寄ってみましょう!

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ヴィスタドーム号でマチュピチュヴィレッジからオリャイタイタンボまで日中の風景を楽しみながらの列車の旅。ペルー鉄道は、ケチュアの踊りやクルーによるエンタテイメントやファッションショーなど短い旅を楽しましてくれる。車窓からはウルバンバ川に沿ったインカ道、マチュピチュの背後に氷河をまとったヴェロニカ山群などの壮大な風景も素晴らしい。

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オリャイタイタンボからクスコのバス移動もインカの谷を走りながら、様々な風景に出会うことができます。途中、塩田、インカの墓地、そしてペルー高山が織りなす絶景に出会えることが本当に素晴らしい。貴重なペルーアンデス(5000m〜6000m)クラスのマチュピチュを挟んで背後に聳え立つ、サルカンタイ、ヴェロニカそしてサンフォワン、 チコン、ピッツシライなどの素晴らしい高山の大パノラマに魅了されてしまう。
マチュピチュのウルバンバ川の恵みを運ぶ氷河と雪溶け水は、いくつもの支流を集めペルー北部へと流れ込み、その名前を変えながら、やがて国境を越えてブラジルへ。アマゾン川としての大河となり大西洋へと注ぎ込んでいます。

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赤銅色のインカの谷に現れる氷河を頂くペルーの高山の眺めは、ペルーの伝統工芸を紡ぐ、染色技術を継承する チュンチャロの村に立ち寄って見るのがおすすめです。
アルパカ、羊、リャマの毛を原材料とする敷物、セーター、マフラー、手袋、帽子など豊富に
つくって販売しています。気に入ったらぜひいかがでしょう?
インカが発祥して衰退するまでの時代文明の流れを、日本の戦国時代に重ねてクスコ〜マチュピチュそして逆に旅することでインカの奇跡に触れる旅となりました。
ちなみにペルーにはスキーとは縁遠いのですが、北部のワスカラン山群にスキー場があります。いつかアンデス文明ともうひとつのスキーをボリビアも含めて体験してみたくなりました。
エスコート: 水澤 史

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