さあ、いよいよ旅の後半はペルー観光です。
ペルーへの国際線の時間に合わせてヴァジェ・ネバドを早朝、と言うよりもほとんど深夜に出発し、サンチャゴ空港へ下山しました。
サンチャゴからは、まずはペルーの首都「リマ」へ。リマで乗り換えてクスコへ飛びます。しかし、リマからクスコへの航空機が、一旦搭乗するも機材故障で機材変更に。一旦降機して別の機材に乗りなおし、やっと飛び立ったときには3時間近くの遅れとなっていました。
クスコ到着後は、クスコ観光してからマチュ・ピチュ村へ向かう予定でしたが、クスコ観光はほとんど出来なくなってしまいました。それでも専用車の運転手さんに頼んでぎりぎりまで、かつてインカ帝国の首都だった町をスペイン人が占領した町クスコを巡ってもらい、用意してあったおにぎりをほおばりながら車窓から観光しました。
大聖堂、ラ・コンパニーア聖堂、インティ、パチャクティ帝の像などが見られた他、偶然に小学校の記念日の行事で伝統衣装や仮装をした子供たちのパレードにも遭遇しました。市内には渋滞もある中、列車のオリャンタイタンボ駅出発時間ギリギリにぴったりで到着するように市内を見せてくれた運転手さんに感謝です。
標高3,500mのクスコからオリャンタイタンボへの道は、標高約3,800mもある峠を越える道です。1時間半~2時間程度で着きます。
オリャンタイタンボはインカ時代の宿場町。スペイン軍との戦闘では一時期インカ軍が留まった場所とも考えられています。オリャンタイタンボからは、ペルー鉄道でマチュ・ピチュ村に向かい、2時間弱で到着です。
長い一日でした。航空便のトラブルはありましたが、余裕のマチュ・ピチュ2連泊ですから、マチュ・ピチュ観光には一切支障はでません。このところ雨続きだったクスコ、マチュ・ピチュエリアも明日からは天気が良さそうで楽しみです。
澤田京一郎