2013南米ツアー ペルーへ!

さあ、いよいよ旅の後半はペルー観光です。

ペルーへの国際線の時間に合わせてヴァジェ・ネバドを早朝、と言うよりもほとんど深夜に出発し、サンチャゴ空港へ下山しました。

サンチャゴからは、まずはペルーの首都「リマ」へ。リマで乗り換えてクスコへ飛びます。しかし、リマからクスコへの航空機が、一旦搭乗するも機材故障で機材変更に。一旦降機して別の機材に乗りなおし、やっと飛び立ったときには3時間近くの遅れとなっていました。

CUZ130913 (2)クスコ到着後は、クスコ観光してからマチュ・ピチュ村へ向かう予定でしたが、クスコ観光はほとんど出来なくなってしまいました。それでも専用車の運転手さんに頼んでぎりぎりまで、かつてインカ帝国の首都だった町をスペイン人が占領した町クスコを巡ってもらい、用意してあったおにぎりをほおばりながら車窓から観光しました。

CUZ130913 (5) カセドラル(大聖堂)

大聖堂、ラ・コンパニーア聖堂、インティ、パチャクティ帝の像などが見られた他、偶然に小学校の記念日の行事で伝統衣装や仮装をした子供たちのパレードにも遭遇しました。市内には渋滞もある中、列車のオリャンタイタンボ駅出発時間ギリギリにぴったりで到着するように市内を見せてくれた運転手さんに感謝です。

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標高3,500mのクスコからオリャンタイタンボへの道は、標高約3,800mもある峠を越える道です。1時間半~2時間程度で着きます。

オリャンタイタンボはインカ時代の宿場町。スペイン軍との戦闘では一時期インカ軍が留まった場所とも考えられています。オリャンタイタンボからは、ペルー鉄道でマチュ・ピチュ村に向かい、2時間弱で到着です。

SANY6779 列車に乗り込む皆様

長い一日でした。航空便のトラブルはありましたが、余裕のマチュ・ピチュ2連泊ですから、マチュ・ピチュ観光には一切支障はでません。このところ雨続きだったクスコ、マチュ・ピチュエリアも明日からは天気が良さそうで楽しみです。

澤田京一郎

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ヴァジェ・ネバドスキーエリア 滑走最終日

晴れところにより濃霧/最高気温0度

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本日も、昨日に続きオンピステが絶好調でした!

ValleNevado130912 (6) 見納めのプロモ山(5,430m)

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10日間ツアーの方は半日だけの滑走ですが、時間を惜しんで滑っていらっしゃいました。14日間ツアーの方は、もちろん午後遅くまでみっちり滑り込みました。

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この6日間、皆様本当によく滑りました。ヴァジェ・ネバドは南米にあり日本から最も遠いスキーエリアの一つであることは間違いありません。しかし、辿り着けばそこではスキーイン・スキーアウト型リゾートならではの便利さ、充実の滑走量が体験できます。

スキーガイドはだいたい9時45分~午後3時半くらいまででしたが、早い方は9時から滑り出し、遅くは5時までみっちり滑るかた、時にはランチタイムでフリータイムとされる方もいるなど、各自の体力、その時の疲労度に合わせて楽しまれていました。

ロング滑走が楽しめるコースと、競争の少ないオフピステの充実度は目を見張るものがあり、世界有数と言って良いでしょう。南半球No1であることは間違いありません。一度ご体験ください。

さあ、明日はいよいよペルーへ移動です!世界遺産クスコとマチュピチュが待っています!!

澤田京一郎

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ヴァジェ・ネバドスキーエリア 滑走5日目

曇りのち晴れのち濃霧/最高気温1度

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本日は気温が下がり、朝一番は硬かったですが、オンピステが最高に気持ち良かったです。ホテルによると、リゾートに滞在しているお客様はまた増えていて、今晩は満室だそうなのですが、なにせ広大で、ゲレンデは混んでいるという感じが一切しません。

グルーミングコースの条件がとっても良かったので、ロングコースを中心にオンピステを楽しみました。

本日は、オフピステの条件は必ずしも良くはありませんでしたが、何名かの方は果敢にオフピステも攻めました。少し難しい雪を克服しながら滑るのもスキーの楽しみの一つですね。

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澤田京一郎

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ラ・パルバへ (その2)

晴れ/最高気温6度

LaParva130910 (47)本日のラ・パルバ遠征隊

青空が戻ってきました。エル・コロラドの積雪が余り良くないので、昨日に引き続きラ・パルバへ遠征しました。昨日と違うのは、ヴァジェ・ネバドは滑らずに一目散にラ・パルバを目指したことです。

LaParva130910 (17-1)プロモ山を望むコースをラ・パルバへ。今日もコースはフェロー貸切。

朝一番でいくと、各メインコースには硬い雪の上、各国のナショナルチームがポールを張っています。カナダ、オーストリア、フランス。

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ちなみにヴァジェ・ネバドではUSA、ドイツパラリンピックチームなどが朝から練習しています。

LaParva130910 (2-1)

午前中は、雪が硬いのと、ナショナルチームの練習で閉鎖されているコースが多いので早めにランチ。本日は麓の山小屋風レストランへ。我々もサンデッキでヨーロッパバカンススタイルに浸ってきました。

LaParva130910 (38)LaParva130910 (39)

LaParva130910 (56)LaParva130910 (71)

ランチを終えてゲレンデ上部に戻ると、コースはオープン、雪も食べ頃!オンピステにオフピステにとフェロー貸切状態で滑りまくってきました。

LaParva130910 (68)どのコースも一本が長い!

 

本日のおまけSANY6609本日の夕焼け(夕食時レストランより)

澤田京一郎

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ラ・パルバへ

曇り/最高気温8度

残念ながら今日は快晴とはなりませんでした。曇りがちの一日でしたが、月曜日となりお客様は激減。

ガラガラのスキー場で終日快適に楽しみました。

本日は、ヴァジェ・ネバドスキー場からスキーインで繋がるスキー場の一つ「ラ・パルバ」にも足を伸ばしてきました。

LaParva130909 (5)LaParva130909 (9)

ラ・パルバに入ると、眼下にサンチャゴの町が見えます。     ラ・パルバ遠征に参加された皆様

 

LaParva130909 (22)ラ・パルバは、ヴァジェ・ネバドに輪をかけてガラガラでした。

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ランチはサンチャゴを見下ろす気分爽快のデッキで。アンティクーチョが人気!肉汁したたるおいしさをぜひ!少食の方はお仲間とシャアしましょう。

 

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ラ・パルバからの帰り道、ヴァジェ・ネバド最奥エリアのオフピステを貸切で滑走するフェローメンバー

おまけLaParva130909 (14-1)ラ・パルバで見つけたユニークな広告

 

澤田京一郎

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南米チリ ヴェジェ・ネバド滑走2日目

晴れ/最高気温9度

本日はほぼ終日青空が広がりました。

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曇りがちだった昨日はたまの晴れ間にオフピステを滑る程度でしたが、昨日に足慣らしは終わり青空の広がった本日は、南米ならではのオフピステをふんだんに楽しみました。

雪は春雪コンデションで、朝は硬めですが、北向き斜面から順番に緩んできます。オンピステ、そしてオフピステとその時間帯にベストなコースを選びながら、みっちり滑り込みました。

 

本日のオフピステショット

ValleNevado130908 (10)ValleNevado130908 (27)ValleNevado130908 (11)ValleNevado130908 (31)

とにかく広大です。氷河を頂くエリア最高峰プロモ山(5,430m)も見えています。こんな見渡す限りのオフピステが日曜日なのにガラガラ。

充実の一日となりました。

 

最後に本日の夕焼け(夕食レストランの窓から)。明日も晴れそうです♪

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澤田京一郎

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ヴァジェネバド滑走初日

曇り時々晴れ/最高気温3度

皆さんこんにちは

今年の南米レポートは、澤田がお届けいたします。

昨日ヴァジェネバドに到着し、本日スキー滑走初日を楽しみました。

今年の雪は少なめです。雪は春雪ですが、昨晩降った新雪もオフピステで楽しみ、初日の足慣らしとしては、充分以上に楽しめました。

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澤田京一郎

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南米スキー&マチュピチュの旅2012

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南米スキー&マチュピチュの旅
やはり長時間、価格をかけても訪れる価値が絶対にある「南米スキーの旅」だと提供者として強く思います。第一に規模、コースのバリエーション、南半球最大なのと滑り応えのあるコースが1週間の滞在でも全てを滑走するには無理です。第二にとして5千メートル級の織り成す「アンデス山脈」の景観です。滞在地自体が標高が高いので、ヨーロッパアルプスのように高く感じないのだがそれよりも実際は高いのです。
朝焼けと夕景はほぼ晴天なら毎日見ることができます。時にはコンドルが悠々と飛んでいることもあります。そして第三は、サンチャゴ、クスコそしてマチュピチュ遺跡の散策ではないでしょうか?
世界遺産として名高いマチュピチュはテレビ、写真で見るのと実際に見るのとでは迫力が違います!
今回、滞在中に、現地スキー場、ホテルの経営責任者たちとも受け入れ態勢について協議してきました。来年以降はもっと一人でも多くのスキーヤーに南米スキー&マチュピチュの旅を提供して参りたい次第です。
是非ともご期待下さい。
そして参加者の皆様、長旅本当にお疲れ様でした!
画像1:ゲレンデ近くにオフピステが点在する
画像2:アンデスの夕景は夕食前のひと時の楽しみ
画像3:マチュピチュ遺跡は最もインカを感じる地

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南米スキー&マチュピチュの旅2012

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南米スキーの旅、番外編を紹介します。
14日間の南米スキー&マチュピチュの旅を紹介してきましたが、アメリカ経由、カナダ経由の航路が通常です。今回はアメリカ南部のアトランタ空港経由となったので乗り継ぎの間の観光スポットを紹介します。

アトランタといえばまずは、南北戦争の舞台となった場所、綿花のプランテーション農家で繰り広げらる南部の女性「スカーレットオハラ」がその時代に生き抜いたターラ(アトランタ周辺の地)が有名です。「風と共に去りぬ」の作家「マーガレットミッチェル」の家や奴隷制度の開放を訴えた「マルティン・ルーサーキング牧師」の居住区、教会、そしてワールドコカコーラなどを短時間でタクシーを仕立てて有志だけのミニ観光を楽しみました。
オリンピックも開催しただけあり、今は南部の中心であり、観光、ビジネスの拠点です。
長い路線も要所にミニ観光を楽しむことで長旅のアクセントになるものです。

画像1:作家マーガレットミッチェルが過ごした家
画像2:キング牧師の教会
画像3:ワールドコカコーラ

エスコート:水澤 史

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南米スキー&マチュピチュの旅2012

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9月2日(日)曇り気温22度
南米スキー&マチュピチュの旅の最終日はクスコ滞在です。
南米スキーの旅、最終日はインカ帝国の拠点であったクスコ散策をしました。標高3400mの高地に誕生したインカ帝国が繁栄からスペイン支配によって衰退するまでを垣間見ることができました。私達が訪れたマチュピチュ遺跡が第9代パチャクテイ皇帝によって勢力を拡大し、続く皇帝達がアンデス山脈を北はコロンビアから南はチリまでアンデス山脈一帯を支配していた全盛期、このクスコはインカ誕生は勿論、1530年頃から次第にスペインのペルー総督となったフランシスコ・ピサロによる時のインカ皇帝の生け捕り、そして幽閉しながら、その実権を握り最終的には殺してしまうことでインカ帝国は滅亡の道を辿ることになってしまったのです。

それにインカ皇帝のアタワルタがインカ群を総動員して立て篭もったのがこの「サクサイワマン遺跡」である。クスコの街を見下ろす高台に位置するこの広大な遺跡に圧倒されると同時に約500年のインカ帝国の歴史に幕を閉じることをツアー参加者が実感されたようです。

それからは南米独立の雄「サンマルティン将軍」がペルー建国までスペイン植民地としてクスコが繁栄したのです。インカの高い石加工技術の土台(かつてはインカ皇帝の宮殿等)を利用して、その上にカトリックの象徴である教会を立ててスペイン統治を進めて行ったようです。

参加者の声としてあまりにも「マチュピチュ&ワイナピチュ登山」が印象が強く、クスコ滞在は歴史的には理解できるのだが、インパクトがマチュピチュに適わないとのこと!それだけ第9代皇帝「パクチャク帝」が強い影響力があったのでしょうか?
観光後はペルー料理の夕食を楽しんでリマへと移動となりました。

ペルーの首都、リマではスペイン統治の旧市街地や太平洋を眺める新市街地の「恋人岬公園」、遠くの十字架がライトアップする海岸線など経済発展するペルーの中心リマを最後の訪問地として楽しみました。

それ以降は番外編をアップします。

画像1:クスコの市外地をアレマス広場周辺から
画像2:インカが誇る石加工技術の象徴12画の石
画像3:リマの海外線から眺める十字架のライトアップ
エスコート:水澤 史

私達が訪れたサントドミンゴ教会・協会修道院(コリカンチャ)、コンパーニャーデ・ヘスス(イエズス会)、カテドラル等はまさにスペイン統治がインカ文明の上に建てられてたそのものです。サクサイワマン遺跡の破壊された石を使用したと言われています。

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