ポルテイージョスキー遠征

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9月8日(木)晴れのみ曇り 気温5度 
バジェネバドから約3時間30分掛けてアルゼンチンにほど近い、チリを代表するもう一つのスキー場「ポルティージョ」へ遠征してきました。サンチャゴから高速をひたすら北へ、LOS ANDES方面からアルゼンチン国境へと通じるアルペンルート最高地点に位置します。冬は凍結した美しいLAGUNA DEL INCAの湖を中心に左右上下にスキーエリアが広がっています。バジェネバドとはまったく違った4,000m級のダイナミックな山並みが特徴です。このポルティージョはかつてはワールドカップも誘致したことがあり、急斜面、標高差ともに国際級ですが最近は、バックカントリーに力を入れているみたいでグルームなし、急斜面、ツアールート、ヘルメット着用、パトロールの巡回なしのエリア(一人では絶対にスキーしないで下さい)など明確にするなど、自己責任で挑戦してくださいと堂々と書いているほどです。
しかし、凍った湖を中心に右手に「オホス・デ・アグア」、正面奥には氷河を頂く「ラ・パルバ」、夏には3つのピークが湖面に映る「ロス・トレス、エルモナス」などとのコントラストは美しいの一言です。南米最高峰6,962m「アコンカグア」も遠くに聳える絶景も大きな魅力です。このルートがアルゼンチンのメンドーサへ続くアンデス超えというのも旅情をそそるのかも知れません。今回はロスバゲがあったので、少しでも参加者の皆様に南米スキーの奥深さに触れて頂きたいとの思い、強くおすすめしました。しかし、私の判断ミスでいきなりのエキスパートコース滑走となってしまい大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。
ガイディングにミスがなければ、絶対に感動していただけるデスティネーションだと思います。

今日からはスキーが終了となり、スペイン統治開始から近代までのサンチャゴミニ観光を楽しんだり、チリの海産物を食したりと帰国されるお客様、明日から「マチュピチュ組み」とに別れます。
明日はクスコへと移動していきます。

エスコート
水澤 史

画像1高速道路から雲に浮かぶ「アコンカグア6962m)画像2ポルティージョスキー場のエリア全体
画像3世界最速の4人乗りTバー

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